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3月の祝日といえば「春分の日」ですよね!
しかし、春分の日ってその年によって日付が変わるって知っていましたか?
また、ぼたもちを食べる風習もありますが、由来をしっていますか?
なぜ食べるの?
と疑問に思う方もいるかと思います。
今回は、そんな春分の日について解説していきたいと思います!
ぼたもちとおはぎの違いについてもご紹介します。
その年で日付が変わる「春分の日」
他の国民の祝日と異なり、日付が定まらない「春分の日」。
「3月の祝日」としか覚えていない人は、その日付まではっきり覚えていないかもしれません。
実は、その年によって3月20日だったり、3月21日だったり…
今年が3月20日だったから、来年も3月20日が春分の日とは限らないんです!
どうしてその年で日付が異なるのでしょうか?
太陽の動きで決められる
実は、春分の日は太陽の動きを計算して日付を決めているんです!
日付を割り出す計算式もありますが、難し過ぎてよくわからず…
簡単に言えば、うるう年のような原理が働いて日付がずれるということです!
毎年2月の第1平日に、国立天文台が公表して翌年の春分の日が決まるそうです。
この先何年かの春分の日の予想が国立天文台から発表されていますが、前年じゃないと正式決定されないということが驚きですよね。
2020年はいつが春分の日になるの?
では、2020年の春分の日はいつになるのでしょうか?
ずばり、「2020年(令和2年)3月20日金曜日」です!
2019年の時は3月21日木曜日だったので、やはりその年で日付が変わるということが分かりますね。
ちなみに、2020年の春分の日は金曜日なので、土日と合わせて3連休になります。
どのように連休を過ごそうか、今から楽しみですね♪
春分の日に【ぼたもち】を食べる由来(理由)
春分の日が毎年変わる理由はわかりましたが、春分の日付近になるとぼたもちがよく売り出されますよね。
どうしてこの時期にぼたもちを食べるのでしょうか?
ご先祖様への感謝のしるしとして
もともと春分の日は、草木が芽吹き、暖かい日差しで人々もやる気に満ち溢れる季節になります。
人々は春の訪れを祝う日とし、それと同時に先祖への感謝を示すお祭りをしていました。
日本各地でこの風習が長く続き、やがて「春季皇霊祭」として定められ、宮中でも祝われるようになり一般市民の祝日として定着していきました。
今でもお彼岸として、春と秋にお墓参りをする風習がありますよね。
その際、当時貴重だった砂糖を使った「ぼたもち(春)」「おはぎ(秋)」がお供え物として用いられるようになりました。
魔よけとして
昔の人々は、小豆には魔よけの力があると信じていました。
なぜかというと、小豆色(赤)は太陽や火を象徴する生命の色で、邪気を払う力があるとされていたからです。
小豆を食べることで邪気を払い、悪いことから身を守ってくれると考えられていました。
春の始まりに小豆を使ったぼたもちを食べることで、1年間健康に過ごそうと思ったのかもしれませんね。
ぼたもちとおはぎの違い
同じ小豆で作られた「ぼたもち」と「おはぎ」ですが、どういった違いがあるのでしょうか?
季節の違い
あまり大きな違いはないようですが、季節によって区別されているようです。
「ぼたもち」と「おはぎ」はそれぞれ漢字で書くと「牡丹餅」「お萩」となります。
つまり、
- 春に食べる「ぼたもち」は春に咲く牡丹の花に見立てて作られた
- 秋に食べる「おはぎ」は秋に咲く萩に見立てて作られた
のです。
季節の花に見立てて作るなんて、風流ですよね♪
形の違い
また、形も少し異なるります。
「ぼたもち」は大きく豪華な牡丹に見立てて作られるので、大きな丸で作られます。
一方、「おはぎ」は可憐で小ぶりな萩の花に見立てて作られるので、少し小さく、俵型に作られます。
「ぼたもち」や「おはぎ」の形をまじまじと見ることがないので気づきませんでしたが、形の違いもあったんですね。
つぶあんとこしあん
「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」はつぶあんで作られます。
小豆の収穫時期は秋で、その時期に作られる「おはぎ」はつぶを残したつぶあんで作られます。
春に食べられる「ぼたもち」は、収穫から時間が経って固くなっている小豆を使うので、おいしく食べるためにこしあんで作る必要がありました。
現在ではいつでもおいしい小豆が手に入るので違いはないようですが、昔は美味しく食べるために工夫されていたんですね。
春分の日【ぼたもち(牡丹餅)】を食べるようになった由来|まとめ
いかがでしたか?
春分の日はその年で日付が異なることや、おはぎを食べる理由が分かったかと思います。
もし家族や友人に「どうして春分の日って、その年で日付がちがうのかな?」と聞かれたら、自信を持って答えることが出来ますよ♪