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日本には、1年を通して節目ごとに挨拶の手紙を出すという、素晴らしい習わしがあります。
その中で、1年で一番寒い「時期」に出す手紙を「寒中見舞い」と言っています。
「寒い中」を「見舞う」ということで、相手の体に対する心配りや自分の現状を知らせるために書くのが「寒中見舞い」です。
【寒中見舞い】を出す時期は12月でもいい?

寒中見舞いを出す時期は12月でもいいの?
確かに12月も寒いですから、出してもいいような気がしちゃいますが、そこは『寒中』の意味を知っておくと時期がわかります。
『寒中』とは?小寒と大寒の間

お正月を過ぎて、一年で1番寒くなる「時期」である「小寒」(毎年1/6くらい~1/20くらい)から「大寒」(毎年1/20くらい~2/3くらい)までを「小さい寒~大きい寒」の間で寒中と言います。
この寒中に出す手紙のことを「寒中見舞い」と言います。
小寒は毎年だいたい1月6日のことが多いです。
寒中見舞いは、早くても1月6日以降に出すようにしましょう。
また、「寒中見舞い」に似たような手紙で「余寒見舞い」と言うのがあります。
これも字の通り「余る寒さ」で、「寒中」を過ぎ暦の上では春となる「立春」を過ぎてもまだ寒い日が、つづきます。
この立春から2月の下旬くらいまでに出す見舞いの手紙を、「余寒見舞い」と言っています。
事情があって「寒中見舞い」を出せなかった時に出します。
「寒中見舞い」の出し方は、「年賀状」のように、配達日を元旦に合わせるというような期日の指定がないので、通常の郵便物と同じ扱いで、そのままポストに投函します。
【寒中見舞い】の出し方で注意すべきマナー
続いて、寒中見舞いを出す時の注意点をご紹介していきます。
寒中見舞いを出す時のマナー
①年賀状を出せなかった時
「年賀状」をもらっているのに、事情があって「年賀状」を出せなかった人には、忘れずに「寒中見舞い」を出しましょう。
②喪中ハガキを出している時

自分から「喪中はがき」を出し、「年賀状」を出さなかったとき、相手の人から「喪中はがき」をもらっていたので、「年賀状」出さなかったときにも忘れずに「寒中見舞い」を出しましょう。
また、相手の人が「喪中」であったのに、知らなかったり、ついうっかり「年賀状」を出してしまった場合に、「寒中見舞い」を出します。
③寒中見舞いのはがき
「年賀状」には、「年賀ハガキ」がありますが、「寒中見舞い」用のハガキはありませんので、官製ハガキか、私製ハガキを使います。
また、「年賀ハガキ」が残っていると言っても、絶対に「年賀ハガキ」は使わないで下さい。「寒中見舞い」用に、裏面を印刷したハガキは、郵便局、コンビニ、デパートなどで販売されるので、利用するのも良いでしょう。
④寒中見舞いの切手
「寒中見舞い」に切手を貼る場合の決まりは特にありませんが、
弔事用の切手は絶対に使わないで下さい。
【寒中見舞い】の書き方
「寒中見舞い」の文章には特にきまりはありませんが、一般的な文章の「書き方」はあります。
寒中見舞いの一般的な書き方
(1)寒中の見舞いになる挨拶の言葉を表す文章。
「寒中お見舞い申しあげます」が一般的です。
(2)季節感のある挨拶を表す文章。
「寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」が一般的です。
(3)「年賀状」をもらい、「年賀状」を出さなかった(出せなかった)場合に、お詫びとお礼を表す文章。(通常の「寒中見舞い」の場合、この部分は不要)
- ①相手の人が、「喪中」なのに知らずに「年賀状」を出してしまいお詫びをする場合
「○○様の喪中を知らずに年賀状を出してしまい、大変申し訳ありませんでした」
- ②相手の人から、自分が「喪中」なのに、「年賀状」を貰った場合
「昨年、私の○○が亡くなり、挨拶を控えさせて頂きました
私の連絡が行き届かなかった非礼をお詫びいたします。」
- ③「年賀状」を出しそびれた場合
「新年の挨拶が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
遅くなりましたが、新年のご挨拶を致します。」
(4)自分の現状の報告をする文章。
自分の現状を詳しく書きます。
(5)締めの文章。(相手の人により内容が変わります)
- ①寒さを表す文章。
- ②相手の人や家族の健康を気使いする文章。
【寒中見舞い】を出す時期・書き方・マナー|まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は寒中見舞いについてご紹介しました。
新年が明けて早々に出す「寒中見舞い」ですが、「年賀状」に比べ、華やかさがなく
地味な存在で、「寒中見舞い」を出す人も年々少なくなっています。
「寒中見舞い」は、1年で一番寒い「時期」に「相手の事を気使う」という
日本的な思いやりのあるすばらしい習わしですので、このまま、守り続けなければいけないと思います。
それだけに、「寒中見舞い」の事をもっとよく知り次の世代の人に伝えていく必要があるのではないでしょうか。
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