おせち料理に地域差はある?地方による種類の違いや意味をご紹介!おせち料理はいつからつくるのか

おせち料理の地方での違い

年末が近づくと、街なかでおせちの広告をよく見かけるようになります。

今ではコンビニでも買えるようになったおせち料理ですが、その中に入る品は、地域によって様々であることをご存知ですか?

知らなかった!

という方のためにご紹介します。

 



おせちの種類が地域によって違うって本当?

おせちと言っても、地域によって入っている品が異なります。
ではどのような特徴があるのか、地域別に見ていきます。



東北地方

美味しい魚がとれる東北地方では、魚料理をおせちに入れることが多い!
ウニなどが入ることもあります。

関東出身の私からすると、とても豪華でうらやましいおせち料理です。 

 

関東地方 

関西地方と比べられることの多い関東地方の料理。
おせちも例外ではなく、最も差が大きく出るのが、お雑煮です。

関東では、すまし汁に長方形のお餅を入れることが多いです。
一方関西では、白味噌を使いお餅も長方形ではなく、丸いお餅を入れます。

丸いお餅は、関東ではなかなか見ないので関西へ行ったら、ぜひ食べてみたいと思います。

 

関西地方

関東地方と比べられる関西の味。
おせちには欠かせない、伊達巻にもその味に差がありました。

関東地方では、甘めの味付けが好まれる伊達巻。
関西地方では、出汁の味を生かした薄めの味が好まれるそうです。

主張しすぎない味であれば、他の料理とも合いそうですよね。

 

九州地方

九州地方では、ご当地の特産品を使ったおせちがあります。

例えば、宮崎県では、金柑を甘露煮にしておせちに入れることがあるそう。
暖かい地域ならではのおせち料理も食べてみたいです。

他の地域でも、それぞれの県によって特産品や昔からの慣わしで他県と異なる料理が入るそうです。

 



今年のおせちメニューを紹介!

関東地方に住む私が、今年作る予定のおせち料理をご紹介したいと思います。

黒豆

豆は、その言葉から、

  • まめに暮らしていく、まめに働くという

意味が込められています。

私自身、大雑把な性格でまめさが欲しいと思った一年だったので、新年から黒豆を食べて、一年の意気込みとしたいです。

 

伊達巻

伊達巻にはその形が巻物に似ていることから、

  • 学業成就の意味

が込められています。

学業成就を願うことはありませんが、個人的に甘い伊達巻が好きなので
おせちには欠かせない一品になっています。

数の子

数の子は

  • 子孫繁栄の願い

が込められているということは広く知られています。

家庭を持つ一人として、家族が円満に過ごせることは一番の願いです。

田作り

田作りはイワシを使いますが、

  • イワシは豊作の象徴

と言われています。

農家を家業とする家は少なくなり、食料に困ることのない一年にしたいという願いを込めることも少なくなりました。

しかし、一年の始めだけでも、食料に対するありがたみを感じて食べたいです。

他にも、お金周りが良くなるといわれる黄金色の栗きんとんや、おめでたい席に欠かせない紅白なますなど、たくさんのおめでたい品を入れたいと考えています!



おせちはいつから作るの?

おせちは、お正月明けから三が日まで食べるのが一般的です。

そのため、味付けも濃い目にして、煮物や酢の物など、日持ちする料理が多いです。

日持ちするからといっても、いつ頃から作るのが正解なのでしょうか?

乾物などは、事前に購入し、大晦日までに使える状態にしておくことが必要です。

また、伊達巻を巻く巻きすやお重のなかで料理を分けるアルミカップなど
作ることをイメージしながら必要なものは事前に揃える必要があります。

事前準備が整ったら、日持ちするものから作っていきます。

まずは一週間ほど日持ちする酢の物から。

 

その後に煮物、魚料理は日持ちしないので前日に作るのが基本です。

 



地域別のおせち料理|まとめ

地域によって異なる料理の入るおせち。

 

なかなかお正月に他県のおせちを食べる機会はないですが、今年はいつもと違うおせちに挑戦してみるのもありです。

また、今年の反省や来年の豊富を考えながらおせちを作るのもいい時間だと思います。

おせちと共に、良いお年をお過ごしください。

 

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