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皆さんは「節分の日」に、ご自宅に飾り付けなどを行っていますか?
節分と言えば「恵方巻き」や「豆まき」などは定番ですが、案外飾り付けまではしていないお家も多い気がします。

ただ節分の飾り付けってどんなものがあって、どんな意味があるの?
など分からない点も多いですよね。
飾ると決めたものの、

いつ頃出していつ頃片付ければ良いのか?
などの期間も曖昧です。
それに加えて節分飾りは「玄関」も関係していると聞いて、パニックになりますよね。
そこで今回は節分に行う節分飾りの内容や意味、飾り付けの期間、玄関はどうしたら良いのか?などを詳しくご紹介します。
節分飾りの内容と意味は?
クリスマスやお正月など飾るイメージの強いイベントは何と無く種類を知っていますが、節分に関してはあまり飾るイメージが無いので

どんな内容の物を飾って良いのか?

それが持つ意味ってどんなものがあるのか?
が分かりづらいです。
次にその内容と意味をご紹介していきたいと思います。
柊鰯(ひいらぎいわし)
1番メジャーで代表的な飾りは「柊鰯」です。
これは焼いた鰯の頭を柊の枝に刺したものです。
飾る場所は家の門や玄関で、邪気や鬼の侵入を防ぐための魔除けの意味が込められて飾られます。
実はたったこれだけなのです。
クリスマスや正月に比べて飾りのイメージが無かったのは飾る内容が1つしか無いからです。
あえて鬼のお面や吊るし飾りなどを飾るお家もありますが、それは好んでやっているだけなので風習的にあるものではありません。
本当に飾ると伝えられているのはこの1種類だけですね。
節分飾りの飾る期間は?
節分飾り(柊鰯)を飾る期間としては、
- 1月15日の小正月~節分当日まで
です。(地域差があります)
ちなみに2月4日は「立春」ですので、その日からはひな人形を飾る期間になりますので節分で飾りは外すのが鉄則です。
意外と長い期間飾っていることになりますが、2月3日の日を迎えて恵方巻きを食べたり豆まきが済んだらすぐに片付けるようにしましょう。
節分飾りは玄関にするの?
先ほどご紹介した「柊鰯」ですが、実はこの飾りは玄関に飾るものなのです。
今ではあまり見かけなくなってしまったのですが、田舎の方や何世帯かで済んでいるお家があったりするとその風習を続けているので見かける事もあります。
玄関先に魚の頭が刺さった状態で飾られているものですね。
柊鰯を飾る理由も先ほど書きましたが、
- 「家の中に鬼や邪気を入れないようにするための魔除け」
です。
鬼と言う言葉に変えて、病気や災害などの悪い厄災を追い払い無病息災を願う日なので、入り口である玄関に柊鰯を飾る事でそういった悪いものを侵入させないようにするためです。
これは昔に信じられていたもので、「臭いものや尖ったものには魔除けの力がある」と正月飾りに使う松の葉なども飾られてきました。
ですから節分は、
- 鬼→病気や災害などの厄災
- 鰯の頭→臭いもの
- 柊→尖ったもの
の意味が込められて顔をかけたのが始まりと言われています。
柊鰯の作り方
【用意するもの】
- 柊の枝 一本
- 鰯の頭
- 鰯の頭をしっかり焼いていきます。
- 柊の枝に鰯の頭を刺します。
完成です!
簡単ですよね。
これを玄関先などに飾るだけです。
もし飾り付けもしてみたい!と思った方はぜひ挑戦してみて下さいね。
節分【飾り】玄関はどうする?|まとめ
節分は豆まきや恵方巻きのイメージが強くて、飾りのイメージってあまり無かったですよね。
昔は柊鰯も飾られていたみたいですが、現代ではあまり節分の日に節分飾りをするお家は無くなってきつつあります。
自分では飾らなくても知識として知っておけば役立つかもしれないので、覚えておいて下さいね。
もし飾る際も期間に気をつけて、節分の行事が済んだらその日に外してしまいましょう。
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