賃貸物件を探すとき、大半の客さんはお部屋の内見をされます。
契約する前に、どういう物件なのか見て確認した方が安心ですよね?
しかし、内見なしで物件を決めてしまうお客さんも少なからずいらっしゃいます。
内見しないのはありなのか?なしなのか?
元不動産屋の店員の私が解説します!
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賃貸を内見なしで契約するお客さんは意外と多い!

中も見ずに賃貸住宅を契約してしまうのってどうなの・・・
と、思われる方も多いと思います。
しかし、実際には中を見ずに契約してしまうお客さんはかなりいます。
内見なしのお客さんは意外といる
賃貸物件を探すときに、たいていのお客さんは内見をします。
ところが、内見せずに決めてしまうお客さんも少なからずいらっしゃいます。
私が不動産屋で働いていた時も、そういうお客さんがときどきいらっしゃいました。まあまあ客入りのよい店舗だったのですが、2か月に一人くらいはいたと思います。
繁忙期になると、その数はもっと増えます。
内見なしで決めるのはどういうお客さん?
内見せずに決めるというのはリスクが高いため、不動産屋としてはあまりおススメできません。
あとでトラブルになると大変面倒なため、基本的には内見を勧めます。
ですが、転勤族のお客さんなど、引っ越しに慣れている方は、それでも内見せずに決めます。
性格的には、おおらかな方、楽天的な方が多いですね。

失敗しても賃貸だし、いいや
みたいな方が多かったです。
また、短期間しか住まない予定の方も、「すぐに引っ越すし、見なくてもいいや」と内見していませんでした。
ズバリ!不動産屋が【解説】内見せずに契約してもいい物件
結論から言うと、一部の物件は内見せずにきめてしまうのもありです。どのような物件なら内見しなくてもいいのか、詳しく説明しましょう。
積水・大和などのハウスメーカー施工の物件
ハウスメーカー施工の物件は品質が良く、同じメーカー内の物件であれば、間取や日当たりは違えども、中身としてはそれほど変わりません。また、ハウスメーカーの管理会社が管理していれば、管理の質も特に問題ありません。

今住んでいる積水の物件がいいから、また積水に住みたい。

場所は問題ないので内見はしなくてもよい
というようなお客さんは多いです。
人気の空き予定物件は退去前に内見せずに申し込むべし
どこの地域にも、人気の物件はあります。間取も場所も設備もよく、空きが出ると一瞬でなくなる物件です。
こまめにネットを見ていると、そのような物件を発見することがあると思います。
そのような地域の人気物件は空き予定で申し込みが入るのでそもそも内見できません。

空き予定の段階で申し込みが入るってこと?
その通りです。
狙っているライバルがたくさんいるので、退去してから内見や申し込みをすると、ライバルに抜かれてしまうからです。
人気物件の場合は、場所さえ問題なければ、退去を待たずに、内見しないまま申し込んでしまってもOKです。
人気の新築物件は未完成の状態で内見せずに申し込むべし
新築物件も、人気のあるもの、ないものといろいろありますが、ハウスメーカー施工の新築物件は、未完成のまま申し込みが入ることが多いです。
建築現場まで行って、建設中の外観や周囲の環境を確認してから申し込む方が多かったですが、場所はどこでも気にならないという方や、地元の方で周辺の地理に明るい方であれば、全く見ずに申し込んでもOKです。
内見なしNG×!このような物件は絶対に内見しましょう
『内見しないでもいい物件』は先ほどご紹介しましたが、続いてなるべく内見しないとマズイ物件の例をご紹介していきます。
古い物件は絶対に内見をするべし
築年数の古い物件は必ず内見をしましょう。水回りや床の傷み具合は想像以上です。
納得してから住むようにしましょう。
どこの施工かわからない物
大手ハウスメーカー施工であれば、ある程度品質も知れていますが、どこの施工かわからないような物件はやめておきましょう。
ときどきですが、RC造でも壁が薄く、隣の音が聞こえるような物件もあります。
内見なし契約は場合によってはあり|まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は内見しないで契約するのってアリ?
といった疑問にお答えしました。
トラブルを防ぐためには、内見をしてから物件を決めるのが基本ですが、あなたが楽天的な性格で、リスクの少ない物件ならば、内見せずに決めてしまうのもありです。
ハウスメーカー施工の物件など、ある程度品質が保証されている物や、人気の空き予定物件については、場所や周囲の環境に問題がなければ、中身を見ずに契約してしまっても、失敗するリスクは少ないです。
また人気の新築物件は、内見せずに未完成の状態で申し込んでください。
ただし、一度申し込んでしまったら、もう後戻りはできないため、必ず営業から詳しく話を聞いて、大きな問題がないか確認してくださいね!
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