※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
子供たちの夏休みが始まると、親である皆さんが一番頭を悩ませるものは「夏休みの宿題」ではないでしょうか?
夏休みのドリルや絵日記は「やること」が決まっているから、問題を解くだけである意味楽です。
ですが「自由研究」が一番大変ではないでしょうか?
自由研究は、その名の通り「自分で自由にテーマを決めて研究すること」です。
子供たちが簡単にできそうなテーマを自分で決められるならいいのですが「自分でできそうにないものをテーマにする」など、テーマを決めるだけでも大変な思いを毎年していると思います。
そこで今回は、夏の星座は小学生の自由研究になる?流星群や早見表で動き方の観察の仕方をご紹介します。
夏の星座は小学生の自由研究になる?
夏の星座は小学生の自由研究になるのかをご紹介します。
結論から言いますが、夏の星座は小学生の自由研究になります。
小学校の4年生になると「理科の授業」で星の観測もあります。(学校によって違うかもしれませんが)
その授業の延長として、より詳しく星座などを調べることも「自由研究」に入ります。
これから自由研究のテーマになりそうなイベントをご紹介しますね。
夏の星座イベント「七夕」
夏休み前ですが、7月に入ると「七夕」の時期です。
最近では、8月13日頃を「伝統的七夕」と呼んでいます。(旧暦の7月7日にあたります)
七夕の伝説は日本でもなじみの深いお話ですね。
そんな七夕の由来を調べたり、彦星(ひこ星)や織姫(おりひめ)を探したりと「夏の星座」は話題に事欠きません。
この七夕の時期は、自治体によっては「星空を見よう!イベント」と称して、町の灯りを消して天の川を見よう!などの、イベントも行っています。
天の川の観察もできたら素晴らしいですね。
小学生の自由研究・夏の大三角を見つけよう!
漁港と天の川。夏の大三角。南房総にて。#星空 #星景写真 #天の川 #南房総 #写真好きな人と繫がりたい #カメラ好きな人と繋がりたい #旅行好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 #Z7 #Nikon pic.twitter.com/LR8cNfzGmQ
— 大佐フォト (@taisa_photo) March 28, 2020
彦星(ひこ星)・織姫(おりひめ)にちなんで、夏の大三角形を探してみるのも楽しいですよ。
- わし座のアルタイル(ひこ星)
- こと座のベガ(おりひめ)
- 白鳥座のデネブ
この三つの星が「夏の大三角形」です。
この三つの星は、夜空の星々の中でもよく見える「一等星」です。
とても観測しやすい星です。
ついでではありませんが、南の空にはひときわ赤く輝く星・アンタレス(さそり座)も輝いています。
こちらの星も「一等星」ですが、アンタレスは太陽の700倍以上も大きい星で「赤色超巨星」と呼ばれています。
夏は、とても明るい星が良く見える季節です。
七夕伝説と共に、明るく輝く一等星を探してみるのも楽しいですよ。
夏の星座と共に・惑星大集合!
8月1日から3日くらいですが、この時期に惑星が集合します。
惑星の集合は毎月していますが、夏休みのこの時期に「月・土星・木星」が一度に見る事が出来ます。
ただ、月が明るいのが難点ですが…
日没後から未明まで見る事が出来ますので、望遠鏡や双眼鏡をお持ちの方はぜひ見てください。
夏の星座・小学生でも流星群の観察できる?
夏の星座・小学生でも流星群の観察はできるのかをご紹介します。
まず、流星群の観測は小学生でもできます。
ただ星が見える時間帯は夜半過ぎなので、必ず保護者の方と一緒に見ましょう。
そして流星群ですが、2020年は天体観察の当たり年となっています。
これからご紹介する「流星群」は、望遠鏡や双眼鏡が無くても見る事が出来る流星群です。
これから夏休み中に見える「流星群」の紹介をしていきますね。
やぎ座α(アルファ)流星群
やぎ座α流星群とみずがめ座δ南流星群がピークを迎えています。流れる数は少なく、見えたらラッキー、くらいの気持ちで観察すると楽しめるかもしれません。これは2019年7月24日23時4分に流れたやぎ座α流星群を、平塚から見た様子です。経路の途中で爆発し、火球クラスの流星になることもあります。 pic.twitter.com/qcaRHOoZQd
— 藤井大地 (@dfuji1) July 30, 2019
大体7月13日から8月15日くらいまで見える流星群です。
極大日(一番よく見える日にち)は7月30日ころ。
この時期は、夜半過ぎに月が沈むので月明りの影響を受けません。
月が沈んだ後は、好条件で見る事が出来ます。
どの方角でも流星を見ることができます。
みずがめ座δ(デルタ)流星群
🌟7月30日(日)みずがめ座δ南流星群・やぎ座α流星群が極大のころ/夕方に見える水星が東方最大離角🌟7月31日(月)上弦🌓🌟8月3日(木)夕方から翌未明、月と土星が接近 【アストロアーツ 星空ガイド https://t.co/gVRZYVMpap 】 pic.twitter.com/g1Q2cMeIHr
— アストロアーツ (@AstroArts) July 28, 2017
開始日は7月12日から8月23日くらいに終了します。
極大日は7月28日くらいです。
夜半には月が沈むので、かなりの好条件で流星を見る事が出来ます。
この流星群も、どの方角でも見ることができます。
ペルセウス座流星群
今夜、ペルセウス座流星群がピークです。21時頃から楽しめますが未明に最も多くなりそう。街中で1時間に数個、暗い空では1時間あたり数十個の流れ星が。どちらの方角でもいいので、できるだけ広く空を眺めましょう。 pic.twitter.com/ledysimZyp
— から揚げ君 (@koinifskokas21) March 30, 2020
開始日は7月17日から8月24日
極大日は8月12日くらい。
特によく見える時間帯は、8月12日22:00から8月13日1:00ころ。
この時期は下弦の月が出ているので、月明りが視界に入らない方角で見てください。
この時期の流星群はとても活発です。
開始時期もかぶっている場合が多いので、たくさんの流星を見る事ができますよ。
天体観測をするときの注意点
天体観測をするときの注意点をお伝えしますね。
流星群の観察は夜半過ぎの時間帯になります。
必ず保護者の方と観察しましょう。
夏といえども、外はかなり寒いです。
必ず何枚か重ね着をして寒くない格好で、風邪をひかないようにしてください。
後、虫や動物にも注意です。
観察場所が山の中の場合は、いろいろな野生動物がいます。
必ず、安全に気を配って観測してくださいね。
夏の星座を小学生は早見表で動き方の観察をしよう
夏の星座・小学生は早見表で動き方の観察方法をご紹介します。
早見表は「天体観測」を初めてする人にとっても扱いやすい表です。
この表があれば、星の位置もわかりやすいので、星座も見つけやすいです。
自由研究に使う、早見表(星座早見表)って何?
早見表は、星座早見表や星座早見盤とも呼ばれています。
こちらではわかりやすく「早見表」と表記しますね。
早見表は、星座の場所をわかりやすく表示している「星空ガイド」です。
時間や方角の目盛りをセットすることにより、その方角で見える星座が表示されます。
小学4年生の授業の教材として学校でまとめて購入している場合が多いです。
学校によって違うかもしれませんが、最近は100円ショップでも販売されています。
もしも学校で購入しない場合は、100円ショップの商品の購入を検討してみてください。
【小学生の自由研究】早見表を使った星の動き方の観測方法
早見表を使った、星の動き方の観測方法をご紹介しますね。
まずは早見表の日付・時間の目盛りを動かし、その時の星空をセットします。
一番わかりやすい「北極星」から探してみましょう。
北極星の近くに北斗七星とカシオペア座を見つけることが出来たら、方角もわかってきます。(コンパスを使ってもいいですね)
方角がわかれば、お目当ての星座を見つけることができます。
お目当ての星座が決まれば、スケッチでも写真でもいいので記録に残しましょう。
これが1度目の観測です。
その時に家の屋根や電線の表記があれば、次の観測の時に「どれだけ星が動いているか」の目安になります。
2度目や3度目の観測は、同じ日の2時間おきでもいいし、2日から3日あけた同じ時間でもいいです。両方するとさらにいいですが。
これで「どれだけ星が動いているか」の観察になります。
そこから「地球の自転」だの「公転とは」などと、はばを広げてもいいでしょう。
はばを広げなくても、星の動き方を調べるだけでも自由研究になります。
夏の星座は小学生|まとめ
夏の星座 は小学生の自由研究になるのか、流星群や早見表で動き方の観察方法をまとめてみました。
星に興味がある方は、天体望遠鏡や双眼鏡・星空を写せるカメラなどをお持ちかもしれませんが、今回ご紹介した夏の星座や流星群は肉眼でも見られる星です。
惑星の模様などは肉眼ではきびしいですが、輝きは見る事ができます。
子供の自由研究の付き合いなんて…と思われる親御さんも多いとは思いますが、毎日忙しい親御さんにも「美しい星空」を見てリラックスしてほしいです。
全く飾りの無い美しさ…宇宙の雄大さをこの機会に親子で体験して、たまには親子で夜更かしもいいのではないでしょうか。
あわせて読みたい:
【夏休み】自由研究や宿題をしない小学生にやる気を出させる方法は?やる意味や家猫の観察でもいい?
夏休み【自由研究】テーマ・ネタ選びに困ったら見て欲しい!進め方のコツ