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- 子どもには読書をさせたい
- たくさん本を読んでほしい
と思ったことはありますか?
長く時間のある夏休みだからこそ、長編シリーズ本を読んでみませんか。
様々なジャンルがありますが、今回は比較的読みやすくておすすめなファンタジー小説をご紹介していきます!
【女の子向け】村山早紀『風の丘のルルー』シリーズ
低学年でも読みやすいファンタジーのシリーズで、これまで7巻出版されています。
ハードカバーで1999年に出版され、2005年には文庫版も出版されているので、たいていの図書館には置いてあるかと思います。
シリーズの主人公はルルーという魔女の女の子で、話すクマのぬいぐるみのペルタを連れて旅をしています。
魔女は人間から迫害されており、その影響で魔女の数は減ってしまった世界が物語の舞台です。
ルルーは人間と仲良くなりたいと思っていますが、嫌われたくない、という思いから魔女であることを話せません。
そんなルルーがシリーズを通して成長していく物語です。
著者の村山早紀は大人も楽しめるファンタジーを多く執筆している小説家です。
しっかりとしたストーリーと魅力的なキャラクターが多く登場しますので、
低学年の子供でも楽しんで読める小説
だと思います。
【男の子向け】ロバート・マカモア『チェラブ』
中・高学年向けになりますが、男の子に一押しの児童書で、これまで10巻出版されています。
物語の舞台は現代のイギリスで、主人公はジェームズという11歳の少年です。
両親を失い孤児となり、妹のローレンとも会えないようなつらい暮らしをしていた時、チェラブというイギリス情報局のスパイ組織にスカウトされ、スパイとして活動することになります。
著者のロバート・マカモアはもともと私立探偵をしており、読書ぎらいの甥っ子のために執筆した本ですので、
読本が嫌いという子供にもおすすめです。
犯罪は悪だからやっつける、という勧善懲悪のストーリーではなく、犯罪者側の意見なども書かれていて、読むことで
いろいろな考え方
を知ることができます。
低学年の子どもには少し難しいかもしれませんが、とても面白いストーリーですので、是非読んでみてほしいシリーズです。
【男女共におすすめ】竹下文子『黒ねこサンゴロウ』シリーズ
中・高学年におすすめの本で、全部で3シリーズあり、各5冊ずつあります。
これまで紹介したシリーズの中で一番長いシリーズです。
主人公はサンゴロウという黒猫ですが、彼は単なる猫ではありません。
縞々の服を着てジャケットを羽織り、時々ハンチング帽をかぶった二本足で歩く船乗りなのです。
彼はうみねこ族という種族で、うみねこ族にしか動かせない船、マリン号に乗って様々な冒険をします。
ケンという男の子とミリという女の子が登場し一緒に冒険したり、病気の特効薬を探したり、海賊と戦ったりとサンゴロウはいろいろなキャラクターと出会います。
キャラクターの豊富さも魅力の一つですが、一番の魅力はサンゴロウのかっこよさです。
少し口が悪いのですが、強い心を持ったサンゴロウは大人も夢中になれるくらいかっこよく、魅力的です。
全部で15冊あると考えると、多い、読むのが大変だと思いがちですが、1冊目を読むとどんどん続きが読みたくなる作品ですので、ぜひ全15冊を読んでみてください。
【低学年・高学年別】長編児童書3選|まとめ
いかがだったでしょうか?
このほかにもたくさん素敵な本があるのですが、比較的読みやすく、手に取りやすいものをご紹介しました。
小学校で朝に読書の時間を設けるなど、子どもたちの読書は教育機関でも勧められていますよね。
読書は子どもから大人まで、どんな年齢でも楽しめるものですが、最近はゲーム機やスマホの普及から、読書をする機会が減っていませんか?
特に今の子どもたちは幼いころからスマホに触れていて、読書よりyoutube、なんて子どもも多いかもしれません。
子どもたちは大人と比べて多くのことを吸収しやすく、どんどん成長していきます。
長い夏休みですから、是非1シリーズ読破してみてください。
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