若いうちから、将来のためのお金の準備をすることはとても大切です。
みなさんの中にも、毎月の積立貯金をしている方も多いでしょう。
また、最近では貯金だけでなく、投資にチャレンジする方も増えています。
投資にはあまり馴染みがない方も、まずは貯金と投資の違いを理解することで、将来に向けたお金の準備に役立ちますよ。
この記事では、貯金と投資の違いや、どっちを選ぶべきかについて説明します。
貯金と投資の違いは?
将来に向けてお金を準備するには、貯金と投資の2つの方法があります。
それぞれの違いを説明します。
貯金は安全にお金を貯めることができる
貯金とは銀行の口座にお金を預けることで、元本割れの心配がなく安全にお金を保管できます。
しかし、最近の定期預金はかなり金利が低く、長く預けてもほとんど利息がつきません。
お金を確実に貯めることはできますが、増やすことはできないんです。
投資はお金を増やせる可能性がある
投資とは、利益が出ることを見込んでお金を投じる行為のことで、いわゆる株や投資信託などの購入を指します。
貯金では預けたお金をそのままの形でキープしますが、投資ではお金を株や投資信託などの別の形の資産に変えて運用し、その資産の価値が上がれば、利益を得ることができます。
お金そのものを有効活用して、お金を積極的に増やしにいくイメージです。
ただし、元本保証がないため、お金が減ってしまうリスクがあります。
また、投資したお金を現金として使いたいときには、株などの資産を売却する手間と時間が必要です。
投資を始めるメリット
今の銀行の定期預金の金利は、0.01%程度しかありません。
一方で、株式市場に連動するように投資を行えば、一般的に1〜3%前後の利回りを狙えると言われています。
得られた利益をそのまま投資に回せば、元本が大きくなる分、同じ利回りでさらに多くの利益を得られる、複利効果も期待できます。
もちろん市場の変動に伴って損失が出ることもありますが、市場はいずれ回復する可能性が高いので、腰を据えて長く投資を続けることが大切です。
投資信託なら初心者でもOK!
投資をしようと思っても、何をすればいいかわからない方も多いでしょう。
そんな初心者の方には、投資信託という金融商品がオススメです。
投資信託とはプロにお金を預けて自分の代わりに運用してもらうしくみなので、投資の知識がなくても問題ありません。
また、数百円から始められる商品も多いので、手元の資金が少なくても大丈夫です。
たとえば、日経平均株価などの市場指数に連動する投資信託であれば、国内のあらゆる会社に少しずつ投資をすることになるので、リスクを極力抑えた運用ができます。
貯金と投資はどっちがオススメ?
貯金と投資はそれぞれ特徴が異なるので、目的に応じて使い分けましょう。
絶対必要なお金は貯金で貯める!
投資には元本割れのリスクがあるので、近いうちに必要となるお金をつくるのには適していません。子育て資金や住宅資金など、この先の使用目的が明確なお金は、貯金で確実に貯めるようにしましょう。
また、ケガや病気による収入ダウンは、いつ起こるかわかりません。
少なくとも今の生活費の半年分、できれば1年分を貯金で貯めておくと、いざというときにも安心です。
もちろん、貯金で貯めたこれらのお金を投資で増やそうとするのは厳禁ですよ。
将来のためのお金は投資でつくろう!
数年以上先に使うお金や老後資金など、将来のためのお金は投資で準備するのがオススメです。
これらのお金は今すぐ必要なわけではないので、時間をかけて投資信託で運用しましょう。
投資期間が長ければ長いほど、複利効果で資産を大きく増やすことができます。
また、早く投資を始めれば、途中で資産価値が下がることがあっても、再び回復するまで待つ時間があるので、心に余裕をもって運用できるんです。
貯金と投資を使い分けよう!まとめ
いかがでしたか?
投資は一部のお金持ちの人がするもの、というイメージがあったかもしれませんが、今はインターネットで誰でも簡単に投資ができるようになりました。
ただし、貯金とは違ってお金が減ってしまうリスクもあるので、それぞれの違いを理解して使い分けることが大切です。
ぜひ、将来のための投資を検討してみてくださいね。
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