美容・美肌・ダイエット・アンチエイジングなど30代・40代女性の雑学マガジン

【不動産でもIT化】業界が抱える大きな課題とこれからの働き方の行く末

不動産

オリンピックを目の前にし、不動産業界はたいへん盛り上がりを見せています。

東京オリンピックが開催される都内では、タワーマンションの建設ラッシュや商業施設の開発の影響で、不動産売買・賃貸ともに好調といっても良いでしょう。

 

しかしながら、この好景気はずっと続くものではありません。

オリンピック開催後に、景気が冷え込んでしまうことも予想されています。

人の生活に欠かせない「衣・食・住」の「住」を担うのが不動産業界。

ですが、そこには長期にわたる重大な課題が山積みです。

 

不動産業界がかかえる「課題」とは

不動産流通推進センターが出す「不動産統計集2018年9月版」によると不動産市場の規模は、2016年度で前年比の9%増であり、数字からみても不動産業界が好景気であると読み取ることができます。

 

利益率を見ても12.3%となり、この数字は全産業を通じても最高レベルといえます。

 

一見好景気にみえても不動産バブルは崩壊する?

このような状況は東京オリンピックが閉幕されるまで続くだろうとされていますが、問題は閉幕後です。

現在の賑わいの傾向は「株式や債券などの保持する資産を売却して得る売買利益(キャピタルゲイン)」によるものなのですが、生産年齢人口の低下を考えると、東京オリンピックが閉幕後、急激に売買の意欲がなくなるだけでなく、時価を含める不動産の価格も急降下すると予想されています。

 

当然、この急降下について不動産業界も対策を投じています。

土地の登記にブロックチェーンを取り入れ、デジタルテクノロジーを活用し、効率の悪い業務を見直す動きが世界中で行われています。

この不動産市場の冷え込みより問題視されているのが人材不足

本格的なデジタルのインフラを整えることが難しい中・小規模の不動産では、社員の獲得・教育・離職防止が第一に解決しなくてはならない問題となっています。

 

「長時間労働」が人材不足につながっている

不動産業は主に「開発・販売・賃貸・管理」4つの種類に分けられます。

大規模な開発を行う不動産ディベロッパーは本格的なデジタルインフラを投入し、人材や資金面も問題はないのですが、深刻な人材不足に陥っているのが「街の不動産屋さん」です。

 

他の業界に比べてデジタル化の動きがやや遅く、今なお手書きでの帳票や日報の作成・管理をしている店舗もたくさんあることが事実です。

不動産の業界は物件の売買や賃貸を含めた高額の商品を扱っているので、内覧をしたり、商談や契約までに時間がかかってしまうことは仕方がないことです。

 

内覧には車での移動が多いですし、そのうえ日々の事務的な業務が加算されると長時間労働につながってしまうことも簡単に想像がつきます。

 

不動産業界の残業時間はワースト5

不動産業界の残業時間は他種の業界に比べると長く、ある調査によると全業種の平均残業時間が約47時間に対し、不動産業界の平均残業時間は64.8時間にまで達しています。

この数字は労働基準法で定められている40時間を優に超え、36協定で定められている延長可能な45時間も超えている数字で、全業界中ワースト5に入ってしまいます。

 

中には労働行政において過労死の目安となっている80時間を超える数字も報告されています。

 

このようなことから長時間の労働を負担に感じる従事者も多いので、離職率も上がってしまうのです。

不動産業界の平均勤続年数が約8年と他の業界に比べて短いのもこのような原因が考えられます。

 

ITを活かした不動産業界へ

最近「不動産テック」という言葉をよく目にしませんか?

意味は不動産業界のIT化を図るなかで、テクノロジーの力により、不動産売買・投資など不動産業務の新しい仕組みを構成したり、従来のスタイルを変えようということです。

現在不動産テックとして実現できているソフトも多数あります。

さらに今度期待されているのが、ブロックチェーンを導入した不動産取引きや賃貸契約システムです。

 

日本の不動産業界でIT化がさらに進めば、不動産業に従事している方たちの働き方が大いに変化することは間違いありません。

情報のつり合いが取れなかった不動産業界の課題が解決され、業務の効率化を図ることができ、結果として顧客満足度につなげることができるのです。

 

【不動産でもIT化】業界が抱える大きな課題|まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、不動産業界のIT化や業界が抱える闇、これからの働き方などをご紹介しました。

 

不動産業界がITを活用することで、従業員の負担も減り労働時間の減少につなげることができますね。

ITの導入が一歩遅れてしまった不動産業界ですが、一度ITが導入されると、その影響は瞬く間に拡大していくと予想されています。

 

これからの不動産業界は、従来のような人の力での経営では市場で競い合えず、ITを導入することでこの時代を生き抜くことができるのではないでしょうか。

 

あわせて読みたい:

【不動産用語】PM・AMとは一体なに?物件投資初心者にも簡単分かりやすく解説

【不動産用語】PM・AMとは一体なに?物件投資初心者にも簡単分かりやすく解説
投資物件を購入したあとの運営管理はとても大切です。その管理は大概管理会社へ委託するのですが、どのような管理会社に頼めばいいのでしょう。PM・AMの違いを把握し、不動産投資の参考にしてください。

 

2020年問題オリンピック以外でも不動産暴落は止まらない?3つの原因と回避予想

2020年問題オリンピック以外でも不動産暴落は止まらない?3つの原因と回避予想
2020年は東京オリンピック以降不動産が暴落すると言われているのをご存知でしょうか。しかしオリンピック以外にも不動産の暴落につながるとささやかれているのです。そこで今回はオリンピック以外にどのような不動産の暴落につながる意見があるのか、また暴落しないという意見の根拠は何か?ご紹介します。

 

不動産売却の流れと気をつけることを解説!仲介と買取の違いや不動産会社の選び方、コツをご紹介します

不動産売却の流れと気をつけることを解説!仲介と買取の違いや不動産会社の選び方、コツをご紹介します
不動産を相続したものの、今後その不動産を利用することがなく売却したい!という方は年々増加しています。不動産を相続しても「不要不動産」になってしまう方が多いのです。そこで今回は、相続した不動産の売却までの流れと気をつけることをご紹介。不動産会社の選び方や売却した際に掛かる税金についてご紹介します。
タイトルとURLをコピーしました