マスクってただ耳に引っ掛けておしまいと思っていませんか?
最近、よく見かけるのは「小さめのマスク」をつけていたり「鼻を出してマスクをつけている」などをよく見かけます。
マスクのサイズは、小さいサイズしかなかったなど理由もありそうですが…。
せっかくマスクがあるのに、鼻を出していても効果はあるのでしょうか?
今回は、マスクは意味がないのかや、小さめのタイプ・鼻だしでも大丈夫なのかと、正しいつけ方・選び方についてご紹介します。
マスクの意味がないって本当?小さめタイプや鼻だしでも大丈夫?

マスクの意味がないって本当?
小さめタイプや鼻だしでも大丈夫なのかをご紹介します。
マスクって色々なサイズが売っていますが、いざ購入してみたら「なんか小さい」なんてことありませんか?
でもサイズが合わないからって使わないわけにはいかないと思います。
では「マスクのサイズが小さめだった」場合は、マスクの使用は意味がないのでしょうか?
マスクは意味がない?小さめサイズでも大丈夫
小さめサイズのマスクは意味がないのかをご紹介します。
まずは「マスクをつける意味」を考えてみましょう。

なぜマスクをつけるの?
それは、
- 他人への飛沫感染を防ぐこと
- 砂塵などから喉を守ること
がありますね。
ウイルスなどを例にとりますが、ウイルスや細菌は主に鼻や口から体内に侵入します。
侵入したウイルスなどは、呼吸器や粘膜などに張り付いて繁殖します。
粘膜などに張り付いたウイルスは、咳をしたときに周囲にまき散らすことになります。
それを防ぐためのマスクですが、マスク自体の性能(気密性も高い)が良くても、顔とマスクの間に隙間があれば、隙間から空気と一緒にウイルスも入ってきます。
結論を言えば
「小さめのマスクでも、空気が通らないように顔にフィットしていれば問題なし」
です。
小さめのマスクの場合でも、顔とマスクの間に通り道を作らないようにフィットさせましょう。
マスクの意味がない?鼻だしでも大丈夫?
鼻を出したままマスクをつけていても大丈夫なのかをご紹介します。
まず上記で「マスクをつける意味」をご紹介しました。
その中で、「ウイルスや細菌は、鼻や口から…」とご説明しました。
ということは
「マスクをつけていても、鼻を出していたらマスクの意味はない」
ことになります。
せっかくマスクがあるのならば、息苦しく思う気持ちはよくわかりますが、鼻を出さずにマスクを着用しましょう。
マスクの意味がないのは正しいつけ方を知らないから!

マスクの意味がないのは、正しいつけ方を知らないから?
ここからは正しいつけ方についてをご紹介します。
マスクはつけても意味がないとよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか?
上記で「マスクをつける意味」の説明をしました。
その意味を考えれば、マスクをつける意味がないことはありません。
ガーゼマスクは防御力が低い、ならガーゼマスクは意味がないという意見も聞きます。
ですが、「飛沫感染や接触感染」はおそらく減らすことができるはずです。
飛沫感染は、咳などで感染を招きますが、接触感染とは「手などに付いている細菌やウイルスが口や鼻につくこと」です。
人は、無意識のうちに「手」を口元や鼻などに持っていきます。
その手に「ウイルスや細菌」がついていたら、感染の恐れもあります。
マスクを着用していれば、無意識に口元に手を持っていってもマスクがブロックしてくれます。
それだけでも、マスクを着用する意味はあります。
マスクが手元にあるなら、そのマスクを無駄にせず「空気を通さないように顔にフィット」させるなど、正しいマスクのつけ方をしていきましょう。
マスクの意味がないのは正しい選び方じゃないから!
マスクの意味がないのは正しい選び方じゃないからなのかをご紹介します。
マスクをつける意味は上記で説明いたしましたが、選び方はどうすればいいのかを調べてみました。
こちらは「日本衛星材料工業連合」様のサイトを参照させていただいております。
【マスクを選ぶ際の6大チェックポイント】
- 購入前に「素材・機能」をチェックする
- 購入前に「形・サイズ」をチェックする
- 購入後に、顔との間に隙間ができないか
- 購入後に、耳かけで耳が痛くならないか
- 購入後に、呼吸がしやすいか
- 購入後に、ゴワゴワしたり不快感はないか
などのチェック項目があります。
続いて、自分に合ったマスクのサイズの選び方もご紹介します。
- 親指と人差し指でL字型を作ります
- L字型にした状態で、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当てて、鼻の付け根から1cm下のところに人差し指の先端を当てます
- 親指から人差し指までの長さを測れば、サイズの目安になります
測った長さがオススメのマスクサイズです。
- 9~11cm…子ども用
- 10.5~12.5cm…小さめ
- 12~14.5cm…ふつう
- 14cm以上…大きめ
引用元:日衛生材料工業連合(マスクについて)http://www.jhpia.or.jp/product/mask/mask2.html
上記でマスクの選び方はわかったと思いますが、マスクのサイズを選べる状況にない場合もあります。
そんな場合は「どんなマスクでも、顔にフィットさせて着用することを心がける」ことが大切になってきます。
マスクは意味がない?正しいつけ方と選び方|まとめ
今回は、マスクは意味がないのかや、小さめタイプや鼻だしでも大丈夫なのかと、正しいつけ方・選び方についてご紹介しました。
マスクは意味がないとは本当によく聞きます。
ですが、「乾燥してのどが痛い時」や、「咳が止まらない」などの時の保温効果もありますし、相手に咳などの「飛沫を飛ばさない」などができます。
最近は「咳エチケット」の言葉もあります。
咳は「自然現象だから仕方ない」の声もありますが、感染症が流行っている時期は特に「咳エチケット」が推奨されます。
いちいち「ハンカチや袖口」で口をふさがなくても、マスクをしていれば「咳エチケット」にも対応できます。
小さめのマスクでも正しくつけていれば効果はあるはずですから、余裕があるときにでも自分にあったマスクを選ぶようにしましょうね。
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