皆さんは正しい年賀状の書き方を知っていますか?
今回は【こんな書き方は間違い!】といった書き方のマナーや年賀状を書くコツをご紹介していきます。
またあわせて、
- いつまでに出せば元旦に届く?
といった投函期限のこともご紹介していきます。
【年賀状の書き方】基本構成とコツやマナー
まずは、年賀状にどんな言葉を書いたらいいのかということをチェックしていきましょう。
年賀状の基本構成(書く文章・メッセージ)
- 新年を祝う決まり文句(賀詞)
- 昨年お世話になったことに対するお礼
- 今年も変わらぬお付き合いや指導をお願いする言葉
- 相手の健康や幸せを願う言葉
- 年号、日付、干支など
全ての要素が入っていなくても大丈夫ですが、新年を祝う言葉は必須です。
新年を祝う言葉は、他の文章より少し大きめの文字で書くとバランスがとれます。
同じ構成でも、表現次第でカチッとしたり優しくなったりと変化しますので自分なりにアレンジしてみてください。
印刷されている年賀状の場合
印刷されている年賀はがきでも、がならず手書きで一言添えるのが良いでしょう。
手書きで一言添えているのと添えていないのでは、印象が大きく変わります。
最近は、挨拶文があらかじめ印刷されたデザインの年賀はがきも多く、手書きでメッセージを添える場合は印刷されている挨拶文と重複しないように注意が必要です。
年賀状におすすめの話題
年賀状は家族内で回し見ることが多いため、添えるメッセージ内容には配慮し、新年らしい明るい話題がおすすめです。
互いをよく知る間柄でも暗い話題は避け、新年に相応しい華やかな文章を送るようにしましょう。
手書きのメッセージに使ってはいけない言葉
なお、年賀状で使ってはいけない言葉や表現もあります。
年賀状のマナー①【忌み言葉】は使わない
不吉な出来事を連想させるような言葉は避けるようにしましょう。
特に注意すべき言葉が「去年」の「去」という文字です。
この言葉には
- 「去る」
- 「離れる」
といった意味合いがありますので、年賀状では「昨年」や「旧年」を使いましょう。
他には
- 「切れる」
- 「落ちる」
- 「終わる」
- 「離れる」
など使わないほうがよい、とされている言葉ですので避けるようにしましょう。
年賀状のマナー②【句読点】は使わない
意外かと思われるかもしれませんが
- 「、」
- 「。」
などの句読点は年賀状には入れないのが正解です。
句点の部分で改行し、読点で一文字分のスペースをあけるなど、書き方を工夫して読みやすさを心がけて書くと良いです。
年賀状はいつまでに出せば元旦に届く?投函期限について
年末は忙しく、年賀状って毎年書くのがギリギリになって…。
という方も多いのではないでしょうか?
私も毎年そんな感じです(笑)
年賀状は
- 元旦(1月1日)〜松の内(1月7日)
までに届くようにしなければなりません。
それ以降は、一般的には寒中見舞いを出します。
理想は元旦、遅くても三が日までには届くようにしたいですよね。
いつまでに出せば元旦に届く?
年賀状を元旦に配達してもらうには、
- 12月25日
までに出す必要があります。
クリスマスまでに出すと覚えておけばわかりやすいですね。
また、26日以降28日までに差し出された年賀はがきもできるだけ元旦に届けるように努力して頂けるようですが、近年の郵便の人手不足を考えると…確実に届けるには25日までに出しておくといいでしょう。
また、ポスト投函で出す際は通常の郵便物用の投入口ではなく、年賀はがき専用投入口に投函しましょう。
万が一投入口を間違えてしまっても、郵便局での仕分けの際にチェックしてくれているようですが、より早く確実に届けるために、よく確認してから投函するようにしましょう。
【豆知識】年賀状の由来をご紹介
豆知識として、年賀状の由来をご紹介しようと思います。
年賀状の歴史は古いです。
平安時代には、現在の年賀状の元となるようなものがあったと言われています。
同じく、平安時代頃からは年の始めにお世話になった人や親族の家をまわって挨拶をする『年始回り』という年始の挨拶回りをする習慣も広まりました。
これは大正時代あたりまで広く行われていました。
正月は挨拶のために行き来する人々で通りが混雑するほどだったようです。
現在でも、年始の挨拶まわりなど企業などでも行なっているところがありますが、大分減少しましたよね。
江戸時代になると付き合いが広くなり、書状で挨拶を済ませることも増えていきます。
新年を祝う書状を届けるのには飛脚が活躍し、玄関に「名刺受け」を設置して不在時にはお祝いの言葉を書いた名刺を入れてもらうという簡易スタイルも登場しました。
現在でも仕事の年始回りでは『謹賀新年』など賀詞入りの名刺を使うことがありますね。
このように、年始回りを簡略化したものが年賀状のルーツだといわれています。
【年賀状の書き方】マナー・コツ・投函期限|まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、年賀状の書き方とマナーやコツなどをご紹介しました。
投函期限はクリスマスまでとなっていますので、早めに準備をして書いておくことがおすすめです。
年に一回しか書かない年賀状ですが、しっかりと書き方やマナーを押さえておきましょう。
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