今や「空気清浄機」は、一年を通して使われるようになっています。
最近では、空気をきれいにするだけでなく、除菌・防臭・除湿・加湿ができる「空気清浄機」も出てきています。
今回は空気清浄機の選び方や広さで選ぶ場合、赤ちゃんがいる場合など、効果もあわせてご紹介していきます。
【空気清浄機】の効果
部屋には、雑菌・花粉類・ダニ・ダニの死骸、かぜのウイルス、インフルエンザそして、部屋の中にまで入り込んでいるPM2.5など人間の体に害を及ぼす物質が舞っています。
赤ちゃんがいる家庭にも欠かせない【空気清浄機】
特に抵抗力が弱い赤ちゃんがいる家庭には、赤ちゃんに害を及ぼすような物質を取り除いてくれる「空気清浄機」は欠かせません。
赤ちゃんのおしっこや便、汗の臭いなども取り除いてくれる「空気清浄機」もあります。また、ペットの臭い対策や、その家独特な臭い取りにも効果を発揮してくれるのが「空気清浄機」です。
また雨が続く梅雨時は、洗濯物の外干しができず、室内干しになる場合が多いので、カビが発生しやすくなります。
「空気清浄機」を使うことにより、そのカビの発生を抑えたり、洗濯物を乾燥させる効果も期待できます。
ほとんどの「空気清浄機」は0.3マイクロメートル(100万分の3メートル)のフィルターの目盛です。
- ダニの大きさが10~100マイクロメートル
- スギの花粉が約30マイクロメートル
- たばこの煙が約0.4マイクロメートル
- PM2.5は名前の通り2.5マイクロメートル
で、これらに効果があると言われています。
また「空気清浄機」のフィルターは、定期的に洗浄しないと効果がなくなります。
【空気清浄機】効果的な設置場所とは?
せっかく空気清浄機を設置するなら、どうせなら効果的な場所に置きたいですよね?
続いて、目的別に最適な置き場所をご紹介します。
空気清浄機の置き場所(目的別)
花粉や埃が気になる方
花粉やほこりは、空気より重いため下に落ち床にたまりますので、出入り口付近(特に玄関)の下に置くと効果があります。
タバコの煙や匂いが気になる方
たばこに対応する置き場所ですが、たばこの煙は上にあがるので上の方に置くことができる卓上型が良いでしょう。
空気の循環が気になる方
空気が循環できるように、エアコン、扇風機、サーキュレーターなどと一緒に使うようにするとよいでしょう。
【空気清浄機】選び方(広さと目的で選ぶ)
続いて空気清浄機の選び方です。
空気清浄機を使うなら、部屋の広さや目的にあったものを使用するのがベストです。
部屋の広さで選ぶ
「空気清浄機」には、対応できる部屋の広さが決まっていますので、部屋の広さに合った機械を選ぶ必要があります。
空気清浄機の適用床面積
「空気清浄機」には、「適用床面積」があります。
「適用床面積」とは、日本電気工業会によると、
- 規定の粉塵濃度の汚れを(たばこを5本吸ったときの空気の汚れ)30分で綺麗にできる部屋の広さのことです。
カタログなどに「適用床面積○畳(○㎡)」と記載されているので、これに合わせて選ぶのが良いでしょう。
この数字は、「空気をきれいにする速さ」で、30分より早く空気をきれいにしたい場合は、「適用床面積」がより広い「空気清浄機」を選ぶ必要があります。
用途別で選ぶ空気清浄機
赤ちゃんがいる家庭では、特に部屋の空気が気になると思いますので、短時間で空気がきれいになるような「適用床面積」を考える必要があります。
ハウスダストには、「HEPAフィルター」(クリーンルームのメインフィルターとしても使われている)が使われている機械が良いと言われています。
花粉には、集塵機能が優れている機械を選ぶとよいでしょう。
たばこの臭いは、すぐに部屋に染み込みますので、短時間で空気がきれいになるような「適用床面積」を考える必要があります。
「空気清浄機」の機能で選ぶ
空気を綺麗にするだけでなく、除菌、加湿、除湿、脱臭等必要な機能で選びます。
サイズやデザイン性で選ぶ
- 「空気清浄機」が、部屋の中で場所をとりすぎて邪魔に感じない機械を選ぶ。
- 「空気清浄機」は、デザイン性も優れてきているので、置く部屋にマッチする機械を選ぶ。
など、自分の好みに合ったデザインを選びましょう。
【空気清浄機】の選び方(広さ・赤ちゃん)と効果|まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、空気清浄機の選び方や効果についてご紹介しました。
「空気清浄機」は、目に見えない空気をきれいにする機械で効果がわかりにくいのですが、近年の環境汚染などにより、以前にも増して必要な機械になっています。
それだけに、適切な効果がある「空気洗浄機」を選び、上手に使って安心で快適な暮らしをしていきたいものです。
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