いよいよ冬のシーズンが到来します。
スキー・スノーボードのメンテナンスはしっかりしましたか?
安全に冬のシーズンを楽しむために、今回は、スキー・スノーボードのホットワックスの仕方を紹介します。
誰でもできるシーズン前のスキー・スノーボードのメンテナンス
メンテナンスと聞くと、

専門の道具が必要で、難しそう。
と思うかもしれません。
近くのスキー・スノーボードショップで手に入る道具を使った、簡単なホットワックスのやり方を紹介します。
これはスキー・スノーボード関係なく、板を長く、そして大切に使うには、最低限しなければならない作業ですので、ぜひ実践してみてください。
用意するもの
スキーショップで買えるもの
- アイロン (家庭で不要になったアイロンでも可)
- リムーバー
- ワックス (大体-5℃~-15℃対応のワックスを揃えればOK)
- ワクシングペーパー
- 馬毛ブラシ
- スクレーパー
これらはセットで売られていることもありますので、一度店員さんにお尋ねになることをおすすめします!
リムーバーでソール(滑走面)の汚れを除去!
雪には土や埃が含まれているので、ソールは滑っているうちにどんどん汚れてきます。
まずはリムーバーを使って、それらの汚れを落としていきます。
拭き取るペーパーは、ご家庭にあるようなキッチンペーパーでも代用可能です。
- リムーバーをまんべんなくソールに塗ってください
- すぐに、タオル等を使って拭き取りましょう
すると、タオルが真っ黒になるくらい汚れが取れると思います。
何回か拭き取りを繰り返して、汚れがなくなるくらいまでやりましょう。
- ソールが乾くのを待ちましょう
アイロンを使ってワックスをソールに馴染ませる
アイロンを使ってワックスを溶かすことで、よりソールに馴染ませやすくなります。
アイロンの温度ですが、高温すぎるとソールにダメージを当てるのでダメです。
低音すぎるとワックスが溶けません。
なので、
「アイロンにワックスを当てて、煙が出てしまわないの温度」
がいいでしょう。
ワックスの選び方ですが、天気予報を見つつ、雪が降って寒そうだなと思えば、低い温度の対応ワックスを。
晴れて暖かそうだなと思えば、高い温度の対応ワックスを使ってください。
- 1度ワックスをソールに生塗りします。
- ワクシングペーパーをソールの上に置き、片側に500円玉くらいの大きさのシミができるくらい、ワックスを垂らします
- 垂らした方をソールに当て、上からアイロンで押さえ込み、片側のペーパーを手に持ち前方から後方まで流してください。
*常に一定方向(滑走方向)に流してください
- ある程度ワックスが伸ばせたら、ワックスをソールに浸透させるイメージを持って、ゆっくりとアイロンを流していきます
これを数回行ってください。
*アイロンを止めておくと、ソールが焦げてしまう可能性があります。
スクレーパーと馬毛ブラシを使って仕上げ!
ホットワクシングをした後は、20~30分程度常温に戻るまで待ってください。
待たずにスクレーパーでワックスを剥がしてしまうと、ソールに浸透していっているワックスを剥がすことになるので、ホットワクシングした意味がなくなってしまいます。
- スクレーパーでワックスを剥がす
スクレーパーを大体45°くらいに傾けて、あまり力を入れずにやりましょう。
- 馬毛ブラシを使って仕上げ!
ソールを磨くというよりは、ならすような感覚で行ってください。細かいワックスが出てきたら、タオルで拭き取ってください。
最後にビンディングを設定!
スキー板には、ビンディングの調整が前後にあり、ドライバーを使って調整ができます。
自分好みのビンディングに調整してください。
スノボー板は、ビンディングの位置・角度、スタンスの幅・角度などいろいろ自分好みに調整することができます。
ドライバーがあれば簡単にできますので、調整してみてください。
スキー・スノーボード簡単な【ホットワックス】のやり方|まとめ
ちょっと面倒だな、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、スキー・スノーボードは高価なもの、長く大切に使うには、このメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスを続けると、愛着も出てきますので、ぜひ実践してみてください。
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