ハンドメイドを始めてそれなりの作品もでき始めたら、周囲の人たちに

販売してみれば?
と進められることがあります。
仕事にしたいと思いつつ

初心者が作ったものが売れるのか
という疑問もありますよね。
今回は、ハンドメイド販売は初心者でも売れるのか、おすすめの販売方法と安定して稼ぐ方法をご紹介していきます。
ハンドメイド販売は初心者でも売れる?
ハンドメイド販売、初心者でも売れるのかをご紹介していきます。
結論から言いますと、初心者が作ったハンドメイド商品も売れます。
ですが、ポイントを押さえておかないと、初心者が売れないパターンに陥ってしまうこともありますので、ご紹介していきますね。
ハンドメイド販売!初心者でも売れるコツ「ニーズを抑える」
世の中には「需要と供給」があります。
簡単に言えば、
- 世間が必要としているものが売れる
ということです。
このニーズは、一年の間に定期的に訪れるものが、ほぼ決まっていますよね。
ハンドメイドで売れるものの例を下記で紹介します。
【一年間で、定期的に需要があるもの】
- 3月~4月…新入学用の布製品
- 7月~8月…涼しげに見える「アクセサリーや麻バック」など
- 9月~10月…ハロウィン関連のオーナメント
- 11月~12月…冬物関連の衣類
- 12月~1月…新年に向けてのオーナメント・成人式でも使える髪飾り
- 2月~3月…バレンタイン関連・ひな祭りのオーナメント
など、ざっくりとご紹介しました。
自分が「どのような作品を作るか」にも左右されますが。
他にも、新しいスマートフォンが販売されたら、そのスマートフォンに合うサイズのスマホケースなども買い求める人が多くなります。
布製品を扱う作家を目指すならば「新入学用品用のバック」などは、ハンドメイドの中でもとても人気があります。
アクセサリーを使ったハンドメイド作品なら、その年に流行る色や形をリサーチして販売するという方法もありますよね。
要は、ハンドメイド販売を目指すなら「自分が作りたいものが基本だが、世の中の人がどのようなものを必要としているか」を考えることが大切です。
初心者がおさえておきたいポイントです。
ハンドメイド販売で初心者が売るコツ「作品のクオリティを上げる」
ハンドメイド販売で、初心者でも売れるコツとして「作品のクオリティを上げる」ことも大切です。
ここ数年、ハンドメイド作家さんたちはとても増えてきて「これはプロの領域だ」と思うような作品を作る作家さんも居ます。
初心者に、このようなクオリティを求めるな
と言われるかもしれませんが、購入者は作家が初心者とは知りません。
購入者は、自分が「欲しい」と思った作品を購入してくれるだけです。
「初心者だから・ベテラン作家だから」は、通用しません。
販売のやり取りで、

販売は初心者なので、不手際があったらごめんなさい
程度ならば、まだ笑って許して下さるでしょう。
ですが作品そのものは「初心者だから」は通用しませんし、そもそも売れません。
値札をつけて販売する以上は、あなたもプロ作家の一人です。
初心者意識を捨てて、販売する以上はプロを意識しましょう。
「売りたい」と思うならば、ハンドメイド作品のクオリティを上げ続ける努力も必要です。
ハンドメイド販売で初心者が売るコツ「オリジナリティを出す」
ハンドメイド販売で、初心者でも売れるコツとして、オリジナルの作品を作ることも大切です。
初めのうちは、ハンドメイトの書籍や、他の作家さんの作品を真似て、作品を作り始めるところから始まると思います。
ですが、いざ販売しようと思うなら
- 書籍の中に紹介されている作品と同じもの
- 他の作家さんと同じ作品
を売ることはNGです。
ついでにハンドメイド販売で、初心者が気をつけていかないといけないことも、下記で紹介していきますね。
【ハンドメイド作品販売でやってはいけないこと】
- キャラクター物の生地を使った作品
- 書籍の中の作り方で、紹介されている作品と同じ作品
- 他の作家さんと同じ作品
とても大雑把ですが、ハンドメイド販売を始める場合に、気をつけておかないといけないことです。
キャラクター物の生地を使った作品や、書籍の中の作品の作り方で紹介されている作品を、そのまま作って販売した場合、「著作権」に引っかかる恐れがあります。
そして、初心者だからといって、他の作家さんと全く同じ作品を作り、販売することは「盗作(パクリ)」と言われ、信頼や信用を無くす恐れがあります。
作家さん同士のつながりもあり、このような情報は早く流れます。
ここでも

初心者だから許して
は、全く通用しません。
最初の内は、オリジナルの作品を作りだすことは難しいかもしれません。
ですが、少しずつ自分の個性を出すようにしていけば、ファンも増えていきますよ。
初心者におすすめのハンドメイド販売方法
ハンドメイド販売、初心者におすすめの販売方法をご紹介します。
ハンドメイドの販売方法は、いろいろありますね。
私がオススメする販売方法と、その他の販売方法をご紹介します。
初心者におすすめのハンドメイド販売方法「インターネット販売」
一番、手軽に始められるオススメの販売方法です。
作品の写真撮影や梱包・発送作業・問い合わせの対応など、ネットならではの手間はありますが、商品数が1つからでも販売していくことが可能です。
【インターネット販売のメリット】
- 商品数が少なくても、販売開始ができる
【インターネット販売のデメリット】
- 梱包用の資材を用意しないといけない
- 梱包作業に時間を取られる
- 問い合わせの対応が必要
メリットよりも、デメリットの方が多いですが、それは慣れてくればルーティーン的にこなすことができるでしょう。
何よりも、メリットとして「1つからでも出品できる」ということは、大きな強みです。
作品をネットに掲載して売れればまた作ればいいし、反応が無ければ新たな作品を作って、反応を見ることができます。
初心者におすすめのハンドメイド販売方法「委託販売」
インターネット販売以外の方法として、委託販売があります。
委託販売は
- 店舗の一角に場所を借りて商品を置かせてもらう
という販売方法です。
店舗の一角を借りるので、自分のいろいろな作品を並べることができますし、
- 「販売員」として接客しなくてもいい
という利点があります。
逆にデメリットとして、場所の使用料金がかかります(金額は店によってまちまちです)。
お客さんが、実際に手に取って見ることができるため、壊されてしまうこともありますので、そのあたりも考慮しておく必要があります。
【委託販売のメリット】
- 自分の作品を置かせてもらえる
- 接客をしなくていい
- ディスプレイもショップにお任せできる。(ショップによる)
【委託販売のデメリット】
- 場所の使用料がかかる
- 商品が万引き・破損の恐れがある
- 展示する商品の数がある程度必要になる
お客さんは「現物を見て」購入することができますので、ネット販売でのトラブルの一つ
- 商品の色味が写真とは違う
ということを避けられます。
ネット販売をする場合には、作品の写真撮影が必須です。
撮影が苦手な人は、委託販売がオススメですね。
初心者におすすめのハンドメイド販売方法「バザーやイベントに出展」
街中のイベントで「バザーやイベント」がありますよね。
そのイベントで、出展している作家さん達もたくさんいます。
このようなイベントは、作家が店頭にたち、お客さんとやり取りをして販売していく形になります。
作家自身が、お客さんと直接やり取りができるということは、
- こんな商品があればいい
という「要望」を聞くことができる貴重な場とも言えます。
作家さん同士の交流を深めて、情報収集することもできますよ。
ただ、ディスプレイ用の什器や値札張り・お金のやり取り・作品を会場に運ぶ運搬作業などが発生します。
イベントの一角を借りて出店しているのですから「場所の使用料」もかかります。
特に、イベントの場合の場所使用料は、一律で決まっている場合が多いので、ハンドメイド作品が売れなかったら赤字になる可能性もあります。
【バザーやイベントへの出店のメリット】
- お客さんとの交流ができる
- お客さんの声を聴き、次の作品に反映することができる
- 他の作家さんとの交流ができる(人脈が広がる)
【バザーやイベントへの出店のデメリット】
- 運搬・ディスプレイ・細かいお金の用意が必要
- 接客をしないといけない
- 場所使用料がかかるため、赤字になる可能性がある
いろいろな販売方法をご紹介しました。
この中で、初心者がハンドメイド販売を始める場合は「インターネット販売」が、手軽に始めることができるので、オススメです。
インターネット販売を始めるにしても、どのサイトやショップを利用すればいいのかわからない場合もあるでしょう。
そこで、私が初心者にオススメの「インターネット販売」ができるサイトをご紹介します。
初心者におすすめのネット販売サイト「minne(ミンネ)」
minne (ミンネ)は国内最大の「ハンドメイドマーケット」です。
利用しているハンドメイド作家さんも、「初心者からプロ作家」まで、多岐にわたります。
一時はテレビCMでも紹介されていましたね。
私がminne (ミンネ)をオススメする理由は「知名度の高さ」です。
「知名度が高い」ということは、
- たくさんの人に見てもらえるチャンスがある
ということになります。
そんなminne (ミンネ)では、いろいろな企画も開催され「時期にあった特別企画特集」などもあるので、初心者でも作品が、人目に触れるような工夫がされています。
そしてminne (ミンネ)の一番の強みは、「長い間運営されていること」です。
minne (ミンネ)は2021年1月で「9周年」を迎えています。
他にも、ハンドメイド販売ができるサイトはありますが、これほど長く運営されているサイトはありません。
せっかく作品が売れ始めたのに

販売サイトが無くなってしまった…
なんてことにならないように、堅実で実績のサイトで販売開始した方が安心ですよ。
まずはこのminne (ミンネ)で作品を販売して、少しずつ売れ始めたら他の販売サイトにも登録して、軌道に乗ったら「自分のネットショップ」を開設する流れにしていくようにしましょう。
こちらから登録できます
≫ minne
ハンドメイド販売で初心者でも安定して稼ぐ方法!
ハンドメイド販売で初心者でも安定して稼ぐ方法をご紹介します。
ハンドメイド販売を始めるにあたっての、心構えや軌道に乗る方法をご紹介していきますね。
軌道に乗ることができれば、安定して稼ぐことも可能になってきますよ。
初心者でも安定して稼ぐ方法「目標を高くしすぎない」
自分の作品の販売を開始し始めると、新たに「目標」を設定すると思います。
目標の設定は、自分のモチベーションを上げるためには、とても大切で必要なことです。
ですが、この目標設定を高くしすぎてしまうと、疲れてやる気を無くしてしまいます。
例えば

月に5万円分売るぞ
という目標を掲げたとします。
ですが、そのひと月は全く売れませんでした。
そうなれば

自分は向いてないかもしれない
と、考え込んでしまい手を止めてしまうことになるかもしれません。
ですので目標を定める場合は、最初は金額ではなく
- ひと月に5個売ること
と、無理のない個数を設定することをオススメします。
初めて販売するということは、実績が「0」の状態です。
人は、実績があまり無い人からは、購入しようとなかなか思いません。
ですから、最初の目標を設定するとしたら「0→1へ」と、まずは実績を作ることから始めてください。
一つでも実績が出来れば、少しずつでも売れ始めてくるでしょう。
初心者でも安定して稼ぐ方法「他の作家さんの販売方法を学ぶ」
ハンドメイドサイトに登録して、嬉しいことに注文が入りました。
そこで、迷うのは梱包方法や、お客さんへの返信やメッセージです。
周囲に同じように、ハンドメイド作品を売っている人が居るなら、その人に売れた場合の対応方法を聞いてみるのもいいでしょう。

商品が売れたら、商品を梱包して発送すればいいのでしょう
と思うかもしれません。
ですが、それは違います。
一番大切なことは
- リピーターを作ること
です。
あなたは、好きなブランドの新商品が出たら、必ずチェックしませんか?
そして、気に入れば購入しませんか?
有名なブランドには「知名度」があります。
ですが、そんな有名なブランドでも「新商品」がでたら、雑誌や広告などで新商品をアピールします。
そうして、リピーターを増やしていきます。
ハンドメイド販売を始めたばかりの初心者には「知名度」は、全くありません。
ですから「知名度」を、これから作っていく必要があるのです。
そのためには、リピーターを増やすことが大切です。

商品はもちろんだけど、対応も素晴らしかった
と言われるような、対応の仕方も考えていかないといけません。
そのために、周囲にハンドメイド作家がいれば、その時はどういう対応をするかを聞いて学ぶことも必要です。
もしも、周囲に教えてもらえるような人が居ない場合は、個人で販売している
- 「実績のあるハンドメイド作家」の作品を実際に購入して
梱包の仕方やお礼状の書き方を、実際に見て学びましょう。
全てを真似ることは、自分の個性が無くなるので、NGですが…(^^;
気になる作家さんの作品を購入して、対応や作品のクオリティを学びましょう。
そうすれば安定して、稼ぐこともできるでしょう。
ハンドメイド販売!初心者|まとめ
ハンドメイド販売、初心者でも売れるのかや、おすすめの販売方法と安定して稼ぐ方法をご紹介しました。
「千里の道も一歩から」と言いますが、まさにその通りだと思います。
ハンドメイド販売を始める場合、売れるためには周囲にアンテナを張り巡らせて、様々な情報を得られるようにしておきましょう。
例えば「今年の流行の色は何色だろうか」とかですね。
人は、どうしても流行を追う傾向がありますので、流行を先取りして、時代の流れに合う作品を作って、販売開始していきましょう。
そうして実績を作り「自分のオリジナル商品(ブランド)」を確立していきましょう。
あなた自身のブランドが出来れば、流行にとらわれずに「売れる作品」になってくるハズです。
初心者がつまずいてしまうのは「実績が作れなくて、あきらめてしまう」からです。
ですので、目標設定を定めることも大切ですが、まずは「1個を売ること」を目標に頑張ってみて下さいね。
誰でも最初は初心者です。
諦めずに学び続けたからこそ、お客さんのために、作品を作り続けていくことができます。
あなたの作品が、たくさんの人に喜んでもらえるように、頑張りましょう(^^)/
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