高齢者施設や老人ホームで働いている職員さんにとって、頭を悩ませているのは季節の行事ですよね。
その一つがクリスマスです。
今回は、簡単にそして安全に楽しめて一生の思い出に残るような、クリスマスに行いたいレクリエーションと、その準備(飾り付けや出し物)についてご紹介します。
【計画を立てよう】高齢者施設だからこそできること
まずはしっかりと計画を立てましょう。
計画を立てないと職員が上手く動けずに、グタグタになってしまったり、利用者さんにとっても楽しめず、時には転倒等の事故の原因になり、せっかくのクリスマスが台無しになってしまいます。
担当者、役割分担を決めましょう
まずしっかりと中心となって計画を立てる人を決めて、みんなで協力して知恵を出し合っていきましょう。
注意して欲しいのは、決して一人で抱え込まないことです。
一人で行うと、他の職員へ何をしたらいいのか伝わらず、先ほど書いたようにせっかくのクリスマスを無意味に過ごすことになってしまいます。
何よりも一人で抱え込むことにより、精神的に苦しくなってしまいます。
そのようにならないために、計画を中心となって進めていく人、そしてそれぞれ職員の役割分担を決めて協力して行いましょう。
他の部署とも協力しよう
せっかくのクリスマスです。
ほんの1時間や2時間で終わるレクリエーションではつまらないとは思いませんか。
高齢者施設では、デイサービスやショートステイなどが併設されている施設もあり、また厨房や事務員もいらっしゃるでしょう。
施設全体で協力してレクリエーションを作っていければ楽しいです。
他の部署の人にも声を掛け、先ほども書いたようにしっかりと計画を立て、役割を決めましょう。
【準備】簡単な作業は利用者さんと一緒に
計画に沿って準備していきましょう。
レクリエーションは、当日だけではありません。
2~3週間前、早ければ1ヶ月前から準備をしていきましょう。
そしてこの準備も立派なレクリエーションです。
飾り付けを利用者さんと一緒に
当日のレクリエーションに向けて、飾り付けを作っていきましょう。
共同スペースや個室をクリスマス風に飾り付けしていきます。
輪飾りや塗り絵など簡単にできる作業もあります。
作業することでリハビリにもなりますし、当日のリクリエーションが楽しみにもなります。
利用者さんに案内を出しましょう
当日行うリクリエーションの案内を、利用者さんに配布しましょう。
普段は来られない利用者さんにも来て頂きましょう。
案内には絵が得意な利用者さんがいれば、描いて頂きましょう。
厨房と協力しよう
クリスマスは食事も楽しみの一つです。
利用者さんが食べたい物を聞いて、できるだけご希望に添える物を提供しましょう。
そしてクリスマス風の敷紙を使うなど、レクリエーションの要素も取り入れましょう。
メインのレクリエーションの企画、リハーサル
当日のメインのレクリエーションを企画しましょう。
ゲーム形式にするのか、サンタクロースの寸劇にするのか、職員全員で知恵を出し合い、職員配置、リハーサルをしっかりとしましょう。
物品は100均で
物品は、もちろん100均で簡単に手軽に揃えましょう。
輪飾り用の色紙や、サンタクロースの帽子など色々なグッズが手に入ります。
プレゼント
当日来所した利用者さん、入所している全員にプレゼントをします。
クリスマスカードなどは、手間をかけずに用意できるのでおすすめです。
【レクリエーション当日】一生の思い出に!
いよいよレクリエーション当日です。
一例ですが、こんなタイムラインをご紹介します。
職員はサンタクロースの帽子でお出迎え
職員はサンタクロースの帽子でお出迎えしましょう。
利用者さんは朝からクリスマスの気分を味わうことができます。
午前中はクリスマスソングをバックにゆったり
午前中は、クリスマスソングをバックにしてゆったり過ごして頂きましょう。
途中、クリスマスにまつわる小話をしてもいいでしょう。
また、本日の昼食のメニューを紹介すれば利用者さんはワクワクされるでしょう。
おいしくクリスマスメニューを頂きます
厨房の職員さんにも、登場時はサンタクロースの帽子を被って頂き、クリスマスのメニューを紹介します。
先ほども書いたように、敷紙はクリスマス風にします。
メインレクリエーション!!
お待ちかねのメインレクリエーションです。
まずは2~3チームに分かれて、1列になり物送りゲームをします。(あらかじめ配置を決めておきます。移動の時転倒に注意します。)
クリスマスに関連する物(クリスマスリース、サンタクロースの人形など)を列になって次から次へと送っていきます。
職員も利用者さんも大盛り上がりです。
そしてゲームが終わった後は、サンタクロースの登場です。
せっかくなので施設長にサンタクロースの衣装を着てもらいましょう。
衣装は100均でも売っていますし、本格的にするならインターネットでも安く入手できます。
そしてサンタクロースから利用者さんへクリスマスカードをプレゼントです
プレゼントを貰えれば利用者さんは大喜びです。
事務員、厨房全員でお見送り
お帰りの時間、サンタクロースの帽子を被った事務員、厨房職員全員でお見送りします。
楽しいレクリエーションの終了です。
【クリスマス】に高齢者施設で簡単にできるレク|まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ほんの一例でしたが、クリスマスに簡単にできる高齢者施設でのレクリエーションをご紹介させて頂きました。
利用者さんと職員が一つになって楽しむことができれば、一生の思い出に残るクリスマスになるはずです。
高齢者施設でクリスマスのイベントに悩んでいる方々はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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