今回は夏の富士山登頂・ハイキングにあると便利なグッズや持ち物をご紹介していきます!
初心者必見の道具(服装や雨具)にはじめ、登山前の準備について、注意事項などもあわせてご紹介していきます。
富士山登山について
富士山の山開き期間は吉田ルートなら7月1日~9月10日、須走・御殿場・富士宮ルートは7月10日~9月10日までです。
この時期以外の富士登山は積雪により大変危険です。
富士山は登山ルートが4つに分かれており、各ルートが色分けされています。
5合目付近が登山口で、吉田・須走の下山道分岐での道迷いが多いので、注意しましょう。
富士登山は準備をしっかり計画的に
富士山では、近年高山病によって登頂を断念する登山者が多くなっています。
登山初心者による弾丸登山と呼ばれる泊まらないで登り切るような登山や、日帰り登山など、短時間で急激に高度を上げると高山病発症のリスクが高まります。
弾丸登山での怪我、病気のリスクは通常の3倍と言われており、ゆっくり登り、ゆとりのある登山計画で途中で1泊する事が重要です。
寝不足による夜間登山では、疲労やケガも増えますので、無理のない計画を立てて登山に臨むようにしましょう。
登山に必要不可欠な持ち物・装備
ここからは、登山において必要不可欠な道具やグッズを紹介していきます。
・トレッキングシューズ
底が厚くハイカットのトレッキングシューズがオススメです。
ハイカットでないと砂利が靴のなかに入ったり、富士山は火山砂利の為、底の薄いスニーカーなどで登山すると底に穴が空いてしまう危険性があります。
私はメレルのトレッキングシューズを使用しています。
メレルのトレッキングシューズはゴアテックスを使用しており蒸れにくく、多少の雨や水溜りを歩いても浸水してこないのでオススメです。
・雨具
雨具は上下セパレートタイプの物がおススメです。
富士山は風が強いので傘は破損の恐れがあります。
・服装
日の出前の富士山頂は真夏でも氷点下になる事もあります。
地上が暑いから半袖半ズボンで登山に臨むなんてもってのほかです。
必ずダウンジャケットやネックウォーマーなどの防寒着を持っていきましょう。
・ライト
夜間に行動する予定がない場合でも、ライトは持参した方がいいです。
登山道の渋滞や体調不良、悪天候などにより夜間も行動する事を余儀なくされた場合にライトがないと足元が見えない為、行動できなくなってしまいます。
両手を塞がないヘッドライトタイプがオススメです。
登山前日にバッテリー残量はチェックしましょう。
・水
高山病を防ぐには水分補給が重要なので、こまめに水分を摂る事をオススメします。
2L程度持っていけば十分でしょう。
汚れた道具の洗浄や、怪我をしてしまった時に患部を清潔にする為にも使えるので、スポーツドリンクよりは水の方がオススメです。
・食料
歩きながらでも食べられるカロリーメイトやウィダーインゼリー、塩飴などの糖分と塩分を摂取できる物がオススメです。
・お金
山小屋のトイレは有料な事が多く、宿泊費や買い物も支払いは現金のみなので小銭は多めに持って行った方が良いです。
・ゴミ袋
登山中に発生したゴミを持ち帰る為にゴミ袋を持っていきましょう。
環境保護の為にも自分達で出したゴミは責任を持ちましょう。
登山における遭難や怪我のリスクと対策
富士山は最短ルートでも登山に5時間、下山に3時間かかります。
登山は上りより下りの方が、転倒などによる怪我のリスクが高いです。
急勾配な下り道では足を斜面に対して垂直にして慎重に下山しましょう。
高山病にならない為に、こまめな休憩と水分補給の時間を設け、息を切らさないように登山を楽しみましょう。
いざとなったら救助要請を
自力で下山する事が不可能になった場合は出来るだけ早く救助要請しましょう。
山小屋に連絡を依頼する事も可能です。
付近に看板がある場合、救助要請時に標識の番号を伝えると、場所の特定がスムーズです。
吉田ルートは山梨県富士山五合目総合管理センターへ連絡を、須走・御殿場・富士宮ルートは110番か119番に救助を要請しましょう。
富士山『夏の登山』あると便利な持ち物を紹介|まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は夏の富士山登山におけるあると便利なグッズや必要不可欠な持ち物をご紹介していきました。
登山は登頂時の達成感、日の出を見た時の幸福感は他には変えられないと思います。
楽しく登山をする為にも準備をしっかりし、キチンと計画を立てて登山に臨みましょう。
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