暑い夏。出かけるなら涼しい所へ行きたいと思いますよね。
海や川もいいけれど、暑いし日に焼けるし行きたくない、なんて思っている人も多いことでしょう。
そんな夏には美術館に行って、アートに触れてみませんか?
美術館はクーラーが効いていて、更に飲食できるカフェもありますから手ぶらで手軽に行くことができます。
涼を求めて美術館に行くのもアリではないでしょうか。
美術館は全国各地にありますが、四国地方にも独特な展示を楽しめる美術館がたくさんあります。
現代アートから日本文化に至るまで、その土地土地で楽しめる
四国のユニークな美術館
をご紹介します。
【徳島県】大塚国際美術館
全国的にも有名な徳島県にある美術館です。
なんといってもその特徴は、展示品すべてが陶器でできたレプリカであること。
しかしその完成度は非常に高く、油絵具のざらつきや、タイルの凹凸なども再現されています。
本物そっくりな偽物ですので、手で触れて、写真を撮ることもできます。
教科書に載っているくらい有名なモナ・リザだって、手で触ってツーショット写真も撮れてしまいます。
さらに大塚国際美術館には、2018年末の紅白歌合戦で、歌手の米津玄師がテレビ中継で出演した際に会場となった場所があります。
バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂をそのまま再現したシスティーナ・ホールです。
絵画の中に描かれる一人一人がしっかりと再現されており、現地では近くで見られない絵を間近で見ることができます。
大塚国際美術館ではボランティアガイドによる無料のガイドツアーも開催されており、1時間コースと2時間コースの二種類あります。
参加をすると、絵画に関する裏話や、その絵の特徴などを教えてもらえるので更に楽しめます。
ツアーは予約不要で出入り自由なので、気軽に参加できます。
実際に参加してみると、その絵の特徴や時代背景などを知ることができるので、よりいっそう絵画に詳しくなれるのでおすすめです。
【愛媛県】ぎやまんガラス美術館
愛媛県にある有名な観光地、道後温泉から徒歩で3分ほどの距離にある美術館です。
私たちの想像する美術館とはちょっと違った美術館で、館内には水が張られており、庭園もある近代的な美術館です。
展示内容は名前の通りガラスに関するもので、江戸時代のぎやまん、びいどろや明治から大正にかけて作られた和ガラス作品が展示されています。
展示数は西日本最大の約300点
で、時代を経て少しずつ変化するガラス細工を見ることができます。
庭園には白鷺のオブジェがあり、日が暮れてライトアップされた姿はとても美しく必見です。普通の美術館では見られない、幻想的な風景が見られますよ。
【高知県】やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム
アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんは高知県出身だということをご存知でしたか?
やなせたかしさんのふるさと、高知県香美市香北町にあるアンパンマンミュージアムには、アンパンマンの絵が多数展示されています。
アンパンマンがテーマの美術館なので子ども向けではありますが、小さいころにアンパンマンを見た方、今子どもと一緒に見ている方など、大人でも楽しめる美術館です。
ミュージアムから少し離れたところにある詩とメルヘン絵本館には、やなせたかしさんが描いた、雑誌『詩とメルヘン』の表紙が集められています。
表紙イラストの原画やカットが展示されており、足元を見ると、やなせたかしさんの4コマ漫画「ポオ氏」を見つけることができます。
実際に行ってみると、こんなところにあったのか、と宝探し気分で「ポオ氏」を見つけられます。
美術館付近には公園もありますので、家族連れでも安心して訪れることができます。
高知市から車で60分ほどの距離にあり、最寄りの高速ICの南国ICからは35分でアクセスできます。
美術館のそばに道の駅もありますので、ついでに新鮮な野菜を買って帰ることもできますよ。
四国【美術館】おすすめ有名どころ3選|まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、四国にあるユニークな美術館をご紹介しました。
香川県には素敵な美術館が数多くあるのですが、屋外施設が多いため夏には少し訪れにくいです。
秋の紅葉の時期はすごくきれいな景色がみられる美術館が多いので、ぜひ行ってみてくださいね。
時期に合わせて美術館を選んで、夏場は涼しい美術館を満喫してみては。
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